- この記事でわかること
シャポバロフのフォアハンドの打ち方がわかるよ!
*内容はYouTube動画更新の度により詳しく追記されていきます。*
みなさん、こんにちは!テニスメカニズム研究所へようこそ。
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カナダのデニス・シャポバロフが次世代エース候補として期待されている理由一つとしてフォアハンドの攻撃力があるよね。
レフティというアドバンテージと強烈なスピンの効いたフォアハンドで試合を優位にコントロールしていくのが持ち味だね!
今回はシャポバロフ本人が語る、攻撃的なフォアハンドを打つためのポイントについて解説していきます。
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- トッププロの動作を分析し、自分のプレーに取り入れていくことで初心者から始めて、上級者に勝てるようになりました。
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今回は、シャポバロフのようなフォアハンドを打ちたい人のためにストローク動作の特徴についてまとめてみました。
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高いセットアップ
これはテイクバックした時にラケットの高さのことだよ。
シャポバロフいわく「どの高さからスタートするかは人によって違いますが、バックハンドと似ていて、自分のセットアップは結構高目にとっています。テイクバックする時に右手をラケットに添えて、この右手を使ってボールとの距離を判断していきます。右手を使うことで、身体の前にスペースを作ることもできるんです』と話しているよ!
確かに高めに見えるね!
個人的にもトッププロのフォアハンドの多くがテイクバックで高いポジションにとっている選手が多いね!
なるほどこれは意識してみよう
逆手の動きによる『上体にひねり』
上体をひねるというのは、厳密にいうと、背骨の胸の高さにある胸椎を回旋させるということだね。
左手を体の前に出すことにより、胸椎を回旋させやすくなるメリットがあるよ!
左手はだいぶ伸ばすんだね〜
そうだね!
逆手を出す方向については選手によって違いがあってボールが飛んでくる方向でも構わないけど、フェデラーのようにボールが飛んでくる方向に対して「右」方向に出すと、自然と胸椎が回旋されることになります。
なるほど!
錦織選手は、テークバック中は、ユニットターン時の左腕の形を、ほとんどそのままキープしていて、、左手を体の前に出したままにしているって感じだね!
選手によって確かに微妙に違うね
左手を前に出した時に、フェデラーのように左肘が伸びている選手と、錦織選手のように左肘が曲がっている選手がいますが、大きな共通点としては胸椎の回旋がしっかりキープできることという点を抑えておけば間違いないよ!
ラケットはボールの下から入れる
シャポバロフはバックハンドでも共通する点としてラケットのスイング軌道を重視しており、ボールの下からラケットを入れていくことでスピンを安定させるべきと言っているぞ!
下から入れてるんだ!
またインパクトからフォロースルーでは打球後は腕をできるだけ伸ばしていくことで、自分がボールを運びたい場所に、スピンをかけてボールを持っていくイメージを常に持っているようだね!
フォロースルーは打ちたい方向に、だね!
・・しかし!
ボールの下からラケットを入れるスイングにはメリットとデメリットがあるからしっかり理解しておこうね!
ラケットを下から出していくスイングのメリット
一般的にラケットを下から出していくスイングのメリットとして、
・ボールの軌道が安定する
・スピンの効いた重いショットが打てるようになる
など、ストローク力を高める効果を得ることができるよ!
ほうほう、いいじゃん〜
特にウエスタンといったグリップが厚い人にとっては、ストロークの攻撃力を高めるヒントになるかもしれないね。
ストロークでミスをしない為には、このようにボールに回転をかけていくことが必須となるため、回転をかけるためには下から上へのスイングというのは私たち一般プレーヤーの中でも定説だよね!
うんうん!デメリットって何?
このスイングを追い求めるあまり出てくる弊害、デメリットも確かに存在します!
・ショットが浅くなりやすい
・ネットミスのリスク
・回転量が多すぎてボールに威力が出せない
こういった悩みは非常に多いと思います。
シャポバロフの感覚にもある「下からラケットを入れる」にというイメージは、決して間違っているわけではありませんが、この意識を強く持ちすぎて下から上に振り上げる感覚を持ち過ぎると先ほどあげた問題が生じやすいので注意が必要だね!
ダイナミックなスイングが魅力
シャポバロフのフォアハンドを観察するとひと目でその大きなモーションによるスイングに気づくことができるね!
よくコンパクトなスイングを心がけるようにアドバイスを受けてきましたが、シャポバロフのスイングは非常にダイナミックだよね。
こんな大きいスイングで振り遅れないのかな?
シャポバロフは『この大きなスイングこそ、パワーを生み出すのに役立っている。』
『自分より小さいスイングの人よりも、より多く前に押せるから、よりパワフルなショットが可能になっているんだ』言っているよ!
プロだから説得力がすごい!
シャポバロフのコメントやボールの精度を見る限り、必ずしも大きなスイングイコール悪といった固定概念は捨てた方がいいのかもしれないね!
むしろそのダイナミックなモーションからスイングスピードを高めることでパワーボールを武器にできる可能性があるかも。
なんでも自分に合うか試すことが大事だね!
またシャポバロフは
『インパクトで大事なのは、身体の前でボールを捉えること。』だと言ってるよ!
バックハンドも含めて人によって一番いい打点が異なるものの体の前でボールをとらえることは非常に重要だね!
インパクトで大事なのは、身体の前でボールを捉えること
『オンラインレッスン』で上手くなるのか?
【結論:可能です】
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- ほぼ毎日がっつり練習できている
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逆にそれ以外の方は一度試してみる価値アリだと思いますので、まずはこちらを読んでみて自分に使えそうか判断してみてください。
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