- この記事でわかること
ジョコビッチのリターンの打ち方がわかるよ!
*内容はYouTube動画更新の度により詳しく追記されていきます。*
みなさん、こんにちは!テニスメカニズム研究所へようこそ。
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史上最高のリターナーといえば誰もがノバク・ジョコビッチの名前をあげるよねっ
それは間違いない!
彼が10年以上にわたり数々のグランドスラムのタイトルを取ることができた最大の武器の一つだね。
この記事を書いている著者は・・
- 国内最大級のテニス分析チャンネル運営(登録者1.4万人超)
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- トッププロの動作を分析し、自分のプレーに取り入れていくことで初心者から始めて、上級者に勝てるようになりました。
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今回は、ジョコビッチようなリターンを打ちたい人のためにストローク動作の特徴についてまとめてみました。
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目、足、ラケットは必須の3要素
早速結論ですがジョコビッチのリターンには、目、足、ラケットの3つの主要な要素が関わっているよ。
ジョコビッチがサーブのリターンを待つ際には、広いオープンスタンスを使い、足をかなり離して、重心を低く保ち、リターンするために動ける準備姿勢を取っているんだ。
ほんとだ!
肩幅以上にスタンスを広げているよね!
これにより、ジョコビッチは最適なスタートを切ることができるんだ。
なるほどまずは準備姿勢から直していこう!
スタンスが広めにとって構える
右手はフォアハンドグリップ・左手にはバックハンドグリップを使用
これにより、彼は効果的にフォア・バック両側のリターンに対応することができるため、サーブのリターンを待つ際には、このグリップが最も効率的であるといえるね。
まるほど、これでどっち打たれても対応できるのね
彼はボールがどこに向かっているかをできるだけ早く把握し、それをスプリットステップのタイミングと合わせる調整を行なっているんだ!
これはぜひ動画でチェックしたいね!
世界の名コーチが教えるこの動画でも詳しく解説しているぞ!
右手はフォアハンドグリップ・左手にはバックハンドグリップで構える
スプリットステップのタイミングは『相手がボールを打つ直前』
まず実際に相手がボールに触れる前に、ジョコビッチはボールを観察し、相手の体や足の位置からもサーブがどこに向かってくるのか予測を立てるんだ。
相手のサーブの癖とかもみてるんだよね
その通り!ボールがストリングから放たれる瞬間を見極め、サーブの球が相手のラケットから打ち出された最初の1−2メートルでそれがバックハンドに向かっているのかフォアハンドに向かっているのか判断すると言われているよ。
この予測力こそジョコビッチのリターンの最大の強み!
だから試合の中でどんどんリターンが良くなるんだね!
さらに!通常のスプリットステップでは足を着地させるだけですが、ジョコビッチは実際にそれをステップに変えているんだよ。
つまり、もしフォアハンドに来た場合、彼は左足に着地し、その足から押し出してボティターンをするから、スプリットステップと最初のステップが組み合わさった連動した動きになるんだ。
着地と回転を一つの動作にまとめて最高のスプリットステップ
リターンのコツは『ショルダーターン』
彼はボールのコンタクトするまでのわずかな時間でラケットを準備し、バックスイングを行いますが、先ほど解説したステップ動作と合わせてテイクバックを行うことで正確なリターンをする準備が整えることができているんだ。
コンパクトなテイクバックのコツってあるの?
それこそが『ショルダーターン』だ!
この動作には注目すべきポイントがあるよ。
通常のフォアハンドやバックハンドのような大きなスイングを行うのではなく、肩を回すだけの超シンプルなターンを行うんだ!
これにより振り遅れずにボールを前方で打つことがでるよ。
なるほど!ラケットを引くわけではないんだね!
ジョコビッチは特にビッグサーバーに対しては、コンパクトなスイングによってリターンをブロックし、体の前でボールに接触できるようにしてるんだ。
スイングをコンパクトすることは、リターンを改善する最も効果的な方法の一つだからね。
リターンはショルダーターンでテイクバック
甘いセカンドサーブが攻めのタイミング
ジョコビッチがリターン時により大きなスイングをするのは、甘いセカンドサーブをする相手と対戦している場合や、クレーコートなどの球足の遅いサーフェイスでプレーしている場合に限られるよ。
確かに大振りしてないよね
クレーコートでは、彼はサーブのリターン時に3〜4m後ろに下がることがあり、その際には時間を持ってフルスイングを行うこともあるけどね。
でも、特に速いコートでのビッグサーバーに対しては、ジョコビッチはコンパクトなバックスイングでリターンをブロックしているよ。
無理に攻めるんじゃなくてセカンドの甘いボールは逃さないことがポイントだね。
切り返すスキル
ジョコビッチが優れたリターナーであるもう一つの理由は、切り返すスキルがあることだね。
彼はクロスボールを切り返し角度をつけることが出来るため、サーバーが打ち込むことができるスペースを減らすことができ、またリターンに体重を乗せることができるんだ。
これができると強いよね
しっかり右足で軸が作れているよね〜
サーブのリターンにおいて、体重の移動はサーブのスピードに対抗するために非常に重要だからね。
もしリターンでバランスを崩してしまい、後ろや横に崩れた姿勢を取ってしまうと、力強さが欠け、相手に3球目攻撃の主導権を渡してしまうよ。
ジョコビッチはリターンのステップで前方にしっかり入っていくため、バランスを崩さずに切り返すことができているね!
やはりスプリットステップからバランスを保って前に入ることがリターン大切なことだよ。
リターンは前への意識が大事なのね
ブロックリターンを打つことを躊躇しない
素晴らしいリターンを打つイメージばかりある
ジョコビッチですが、ブロックリターンを打つことを躊躇しないことも彼の強みだよ。
え!ジョコビッチもそんなリターンするんだ・・
多くの選手は「リターンは強く打たなければ弱い、守りに入っている」というイメージに陥りがちですが、これは完全に間違った考えと言えるぞ!
2022年のウィンブルドン決勝戦でニック・キリオスに対してもこのブロックリターンを見せていたからね。
時には守備も大切なのね
彼はコートから押し出されている状況でも、ラケットを片手で持ち、スライスやブロックでリターンを返すんだ。
できるだけ多くのリターンをすることを目指していて、相手に追い込ませて、余分なショットを打たせることができれば、ウィナーになったとしてもそこは切り替えて、1球でも多くのボールを打たせることに意識を向けるのもメンタルコントロールとして大切だね。
いいサーブはサーバーを褒めろってことね
このようにリターンでは形はどうあれ1球でも多く返球することを前提において返球の質を高めていく必要があるね!
ブロックリターンも躊躇しない
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【ただし、こんな方にはあまり効果がないと思います!】
- ほぼ毎日がっつり練習できている
- 中上級〜上級者の方
- 教えてくれるコーチがいる
- すでに試合で勝つことができている
逆にそれ以外の方は一度試してみる価値アリだと思いますので、まずはこちらを読んでみて自分に使えそうか判断してみてください。
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