- この記事でわかること
フェデラー必殺のリターン セイバー(SABER)の打ち方がわかるよ!
*内容はYouTube動画更新の度により詳しく追記されていきます。*
みなさん、こんにちは!テニスメカニズム研究所へようこそ。
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ロジャーフェデラーはテニス界に数々の伝説を残してきましたが、その一つとして新しい攻撃的なリターン方法を生み出しました。
2015年から使われるようになった相手の予測を裏をかくその奇襲攻撃は「Sneak Attack by Roger」、略してセイバーと呼ばれ多くのテニスファンの心を鷲掴みにしましたよね。
リターンから瞬く間にネットプレーでポイントをとるセイバーを取り入れることで相手のテニスを打ち崩す引き出しの一つになるはずです。
この記事を書いている著者は・・
- 国内最大級のテニス分析チャンネル運営(登録者1.4万人超)
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- 体のメカニズムと動作分析の専門家(国家資格所有:理学療法士)
- トッププロの動作を分析し、自分のプレーに取り入れていくことで初心者から始めて、上級者に勝てるようになりました。
- 当ブログでは社会人からテニスを始めた初心者の方でも効率的に上達できる方法について発信しています。 (おすすめの方法はこちら)
今回は、を打ちたい人のためにストローク動作の特徴についてまとめてみました。
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ハーフボレーのようなリターンで一気にネットへ
フェデラーが編み出したセイバーの基本的な戦略は「相手のセカンドサーブの際、トスアップした瞬間に一気に前進し、ハーフボレーのようにリターンを行い、そのまま一気にネットをとる」という攻撃に特化した戦術になるよ。
もはやボレー感覚なのね。
その動きだしはサーバーがトスを上げた直後に始まるぞ。
相手のサーブが打ち出される頃にはもうサービスライン手前の位置までポジションを移動しているんだ。
動き出しが早い!
そこから軽くスプリットステップを挟み、バック側にボディターンをして、ハーフボレーのようにボールとらえるため、スイングは面を作って合わせるだけなのがポイントだよ。
基本的に、相手の2ndサーブのときにチャレンジするショットであり、フェデラーの場合、バックハンドからネットプレーに繋げることが多いのでアドバンテージサイドのリターンでチャンスを狙っていきましょう。
打球方向にジャンプ
インパクト時の動きを見ると左足を右足に揃えながら、打球方向にジャンプしていることが確認できるね。
このフットワークも前の推進力に必要となる動きだね。
打ち終わりでほぼサービスライン上にポジションを取っているぞ。
超ライジングショットだね(笑)
相手コート側の視点で見てみるとネットプレーへの繋げかたがよく確認できるよ。
リターンを打ち終わったら躊躇なく前に詰めて相手の意表をつくことがこの攻撃の狙いだよ。
確かに相手は予測できないよね〜
映像では実際の試合でのスピード感がよくわかるから見てみてね。
構えではいつもどおりのリターンをする雰囲気ですが、相手サーブのトスが上がった瞬間にダッシュで前に詰めていくぞ。
試合のスピード感では打ち終わりは片足着地になったりして、前方への推進力を殺さずにいかに早くネット前にいくかを重要視しているのが分かるね。
【こちらの動画で詳しく解説しています】
頭の位置を下げて体勢を低く
SABRのポイントは、構えで頭の位置を下げて体勢を低くする
ことだよ。
頭の位置を下げれば、自然とヒザも曲げやすくなるからね。
体勢は低くするのか
体勢が低くなると、ボールの上がりぎわをとらえることができ、相手サーブの勢いを利用するライジングショットのように返球が可能になるぞ。
浮き上がらないように注意だね
相手のトスアップ後、サービスライン手前まで詰める
相手のトスアップ後、サービスライン手前まで詰めることも大切だね。
トスが上がってから前に詰めることで、相手がサーブのコースを変えづらくなるからね。
セカンドサーブで仕掛けるんだったよねっ
その通り!
ポジションが後ろになるとボールの上がり際をとらえることが難しくなるのでなるべく前にポジションをとっていこう!
相手にバレないようにポジションを取ることが大切だね
体でボールを前に運んでいく
手先のコントロールではなく、体でボールを前に運んでいくと面が安定するぞ。
セイバーではほとんどラケットのスイングは必要ないぞ。
ふむふむ、ラケットはスイングしないのね
むしろ大きなスイングはミート率やコントロールを下げてしまうので、スイングというより面をつくって体で押すようにして打つイメージを持とう。
コンパクトにボールに体当たりするイメージか!
セイバーのメリット
・相手の時間を奪える・相手の予想を外す
・リターンでショートポイントを作れる・精神的動揺を与えられるなどが挙げられ
デメリット
・逆にすぐ失点する可能性があること
・ハーフボレーができないと厳しいこと
・失敗すると相手に流れがいく可能性があること
などが挙げられます。
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【結論:可能です】
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さらに当ブログでは科学的根拠に基づいて、
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【ただし、こんな方にはあまり効果がないと思います!】
- ほぼ毎日がっつり練習できている
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- すでに試合で勝つことができている
逆にそれ以外の方は一度試してみる価値アリだと思いますので、まずはこちらを読んでみて自分に使えそうか判断してみてください。
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