【テニスの科学】動けるベテランほど、肌が若い。1500人調査が証明した運動と肌老化の真実

コートで動けるあの人、なんで若く見えるんだろう。

そう思ったことはありませんか?

同じ年齢なのに、肌に張りがあってシワが少ない。

実は「よく動く人ほど肌が老けにくい」ことが、1,500人以上を調べた研究で見えてきました。

日焼け止めだけじゃない、体の内側から若さを守る仕組みがテニスプレーヤーには備わっているかもしれません。

所長

この記事を書いている著者は・・

  • YouTubeチャンネル『テニスメカニズム研究所』運営(登録者2.6万人)
  • テニスメカニズムスクール運営(YouTubeメンバーシップ)
  • 書籍『YouTubeで学ぶ 世界のテニス戦略』著者
  • 理学療法士(医療国家資格)

▼参考論文はこちら▼

皮膚の老化と運動及び食事の関連性の検証

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目次

コートで動けるあの人が、なぜか若く見える理由

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テニス歴が長いベテランプレーヤーって、なんか若く見える人が多くないですか。年齢を聞いてびっくりすること、ありますよね。日焼けはしてるのに、肌に張りがあって、シワが少ない。

これ、気のせいじゃないんですよ。

2025年3月に1,500人以上の日本人を対象にした研究で、「動ける体を持っている人ほど、肌の老化が遅い」という結果が出ました。今回はその内容を、テニスプレーヤーの視点で読み解いていきます。

肌の老化は、体の内側で起きている

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シミ・シワ・たるみ。日本人の肌老化の代表格はこの3つですが、その原因を正確に理解している人は意外と少ないんですよね。

原因は大きく2つに分けられます。ひとつは紫外線や大気汚染といった「外からの攻撃」。もうひとつが「体の内側の変化」で、年齢とともに肌のハリを保つたんぱく質が減ったり、体の中でサビが進んだりすることで肌が老けていく。

テニスプレーヤーとして気になるのが紫外線ですよね。紫外線には2種類あって、ひとつはシミの原因になるもの、もうひとつは肌の深いところまで届いてハリを失わせるもの。だから日焼け止めなしでコートに立ち続けることは、シミとシワとたるみを同時進行で育てているようなものなんです。

ただ、ここで重要なのが内側の変化のほうです。食事・運動・睡眠といった毎日の習慣が、体の内側から肌の老化スピードを大きく左右している。そしてテニスプレーヤーは、この内側の部分でかなり有利な可能性があるんですよ。

動ける体が、肌のハリを守る

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研究によると、週4時間以上の運動を習慣にしている人は、運動していない同年代と比べて肌のハリが保たれていて、細胞レベルでの老化が明らかに抑えられていました。さらに、運動不足だった人が3ヶ月間走り始めただけで、肌のハリが戻ってきたことも確認されています。

なんでそうなるかというと、筋肉を動かすと体の中からある物質が血液に乗って全身に届いて、肌の細胞を若返らせる働きをするんですよ。難しい名前がついてますが、簡単に言うと「筋肉が動くことで出てくる若返り物質」です。

つまり「体を動かす→若返り物質が出る→肌のハリが保たれる」という流れが体の中で起きているんです。テニスはラリーで全身を動かして、サーブやストロークで大きな筋肉も使う。有酸素運動と筋トレの両方の要素があるテニスは、この若返り物質を出すのに非常に向いているスポーツなんですよ。

動けるベテランが若く見えるのは偶然じゃない。長年動き続けてきた体が、内側から肌を守り続けているということです。

食事の質が、見た目年齢を分ける

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運動と同じくらい重要なのが食事の内容です。

複数の研究を見ると、野菜・豆類・果物をよく食べる人はシワが少なくて、脂っこいものや炭水化物を摂りすぎている人はシワが多い傾向があります。特に効果が大きいのがビタミンCで、摂取量が多いほど肌の老化が少ないというデータが出ています。ビタミンCは肌のハリを作るたんぱく質の合成に直接関わっているので、これは体の仕組みとして完全に筋が通っています。

また、この研究では筋肉に対して脂肪がどれだけあるかという体の質にも注目しています。長年テニスを続けることで筋肉量が維持されて、余分な脂肪が少ない体になっていく。その体の質の良さが、肌の若さにも間接的につながっている可能性があります。

プロテインを意識しているプレーヤーは多いですが、ビタミンCを含む野菜や果物を同じくらい意識することが、見た目年齢を左右するかもしれません。

睡眠不足は、せっかく作ったハリを夜中に壊す

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運動で作った肌のハリが、睡眠不足によって夜のうちに壊されている可能性があります。

研究によると、睡眠5時間以下が続くと7時間以上寝ている人と比べて肌の老化が明らかに進みます。しかも一時的な寝不足でも、シワやたるみが増えるというデータがある。寝不足になるとストレスが増えて体の中でサビが進み、肌のハリが失われていくんです。

ハードな練習や試合のあとほど、体と肌の修復が集中して起きるタイミングです。動ける体を長く維持するためにも、しっかり寝ることは練習と同じくらい大事なトレーニングだと考えてください。

今日からできる4つのアクションプラン

日焼け止めは30分前に塗る

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コートに出る30分前にSPF50以上の日焼け止めを顔・首・腕にしっかり塗って、2時間ごとに塗り直す。曇りの日も紫外線は降り注いでいます。どれだけ体を動かして肌のハリを作っても、日焼け止めなしではそれ以上のスピードで壊されてしまう。外側の守りはここが最前線です。

食後にビタミンCを1品追加する

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キウイ・いちご・ブロッコリー・パプリカあたりが手軽でビタミンCが豊富です。練習後の食事に1品加えるだけでいい。肌のハリを作るたんぱく質はビタミンCがないと体内で作れないので、運動と食事はセットで意識することが正解です。毎回食事で摂るのが難しければサプリで補うのもありです。

練習中は息が上がる時間を意識して作る

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週4時間以上を目安に、ラリーで動き回ったりフットワーク練習を取り入れたりして息がしっかり上がる時間を作る。その時間こそが体の中の若返り物質を最大限引き出すポイントです。週1回まとめてやるより、週3回に分けてこまめに動くほうが効果的です。

ハードな日ほど7時間以上寝る

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疲れた日ほど早く寝ることを優先してください。試合や練習の翌日は体と肌の修復が集中するタイミングなので、夜遅くまでスマホを見る時間を削ってでも睡眠を確保する。それが次の練習のパフォーマンスにも、見た目の若さにも、両方効いてきます。


動けるベテランは、なぜ若く見えるのか。それは偶然でも才能でもなく、長年積み重ねてきた習慣が体の内側から肌を作っているからです。あなたが今日コートで動いたことが、すでに最高のアンチエイジングになっているかもしれません。

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