長くテニスを続けていると、シューズ選びで気になることも具体的になってきます。
今の靴の重さが気になる。小指や甲に当たる部分を見直したい。でも、買い替えることで、気に入っている足の収まりまで変わってしまうのは避けたい。
そんなベテランプレーヤーが、比較候補に入れたい一足が、アシックスのプレステージライト5 OCです。
この記事では、**「今の靴の重さや当たりを見直したいけれど、足の収まりは妥協したくない人」**に向けて、特徴と選び方を整理します。
大切なのは、軽い靴を探すことだけではありません。今の靴で変えたい点と、買い替えても残したい点を分けることです。

所長この記事を書いている著者は・・
- YouTubeチャンネル『テニスメカニズム研究所』運営(登録者2.6万人)
- テニスメカニズムスクール運営(YouTubeメンバーシップ)
- 書籍『YouTubeで学ぶ 世界のテニス戦略』著者
- 理学療法士(医療国家資格)
【出版書籍】


結論|軽さを見直しながら、足の収まりも確かめたいベテランの比較候補
メーカーは、メッシュアッパーによる柔らかなフィット感、FlyteFoamによる軽量化、多方向への動きに対応するTWISTRUSSを特徴として紹介しています。アシックス公式商品ページ
自分に合うかを考えるときは、今の靴の不満と結びつけてみてください。
| 今の靴で気になること | 試着で確かめたいこと |
|---|---|
| 重さを見直したい | 履いたときの重さの感じ方と、足の収まりを両方比較する |
| 甲や小指側の当たりが気になる | ひもを締めた状態で、その部分に不快な圧迫がないか |
| 長さは合うのに横が窮屈 | STANDARDとWIDEを同じサイズ表記で比べる |
| 軽量モデルに興味はあるが、足のズレが心配 | ゆっくり体重を移したとき、靴の中で足が動きすぎないか |
この記事でのおすすめは、「ベテランなら全員この靴」という意味ではありません。
今の靴で気になる点を改善できそうか。そして、気に入っている履き心地も保てそうか。
この2つを確かめるための候補として、プレステージライト5 OCを見ていきましょう。
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買い替える前に、今の靴で「変えたいこと」を一つ決めよう


シューズを探し始めると、軽さ、クッション、安定性、価格など、気になる条件が増えていきます。
そこで、最初に「今回の買い替えで、何を一番変えたいか」を一つ決めておくと、比較しやすくなります。
重さが気になるなら、今の靴の良いところも書き出す
例えば、今の靴について、次のように整理します。
「重さは気になる。でも、かかとの収まりには満足している」
この場合は、新しい靴の軽さだけでなく、かかとの収まりも比較する必要があります。
試着した瞬間に軽く感じても、歩くとかかとが浮くなら、希望する買い替えとは違うかもしれません。
変えたいのは重さなのか、履き心地全体なのか。 ここを分けておくことが大切です。
横の当たりが気になるなら、サイズの数字だけで解決しない
今の靴で小指側が窮屈だと、次は大きめのサイズを選びたくなるかもしれません。
しかし、長さには問題がない場合、先に幅違いを比べる方法もあります。
「つま先が当たる」のか、「横が当たる」のか、「甲が押される」のか。気になる場所を具体的にしておくと、STANDARDとWIDEを比較する意味がはっきりします。
今の靴に不満がなければ、軽量モデルへ変えること自体を目的にしない
新しいモデルや軽量モデルが気になっても、今の靴で快適にプレーできているなら、その履き心地は大切な比較基準です。
買い替えの際も、「今より軽そう」という一点だけで決めず、これまで気に入っていた条件を確認しましょう。
新しい一足を選ぶときに、今までの経験は役立ちます。「何となく履きやすい」で終わらせず、どこが気に入っているのかを言葉にしてみてください。
プレステージライト5 OCの基本仕様
購入前に押さえたい情報は、次のとおりです。
| 項目 | STANDARD | WIDE |
|---|---|---|
| 商品名 | PRESTIGELYTE 5 OC | PRESTIGELYTE 5 OC WIDE |
| 品番の本体部分 | 1043A021 | 1043A022 |
| 公式の幅・ラスト表記 | STANDARD | WIDE |
| 対応コート | オムニ・クレー | オムニ・クレー |
出典:STANDARD公式商品ページ、WIDE公式商品ページ


複数のコートでプレーする人も、「普段はどこで使うのか」を先に整理しておくことが大切です。
コートに合った靴の選び方を確認したい方は、テニスシューズの選び方の記事も参考にしてください。
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特徴は「自分が変えたいこと」と結びつけて見る
技術名を覚えるより、その特徴が自分の買い替え理由と関係するかを考える方が、選びやすくなります。


メッシュアッパー|甲や横の当たりを見直したい人が注目する部分
アッパーは、足の上や横を包む部分です。
メーカーは、伸びた後に戻る性質を持つ機能糸をメッシュに使用し、足なじみや柔らかなフィット感を目指していると説明しています。公式の製品説明
今の靴で甲や小指側の当たりが気になる人は、その場所の感触を比べてみてください。
確認するのは、ひもを緩めて足を入れた瞬間だけではありません。普段プレーするときに近い締め方にしても、不快な当たりがないかを見ます。
一方で、当たりが少なくても、足が中で動きすぎるなら納得できるフィットとはいえません。
当たりの少なさと、足の収まりをセットで確認しましょう。
FlyteFoam|軽量性を重視するときの確認材料
ミッドソールにはFlyteFoamが採用され、メーカーは軽量化と柔らかな足入れを特徴に挙げています。公式の製品説明
今の靴の重さが気になる人にとっては、候補に入れる理由になります。
試着では、手に持ったときの軽さだけでなく、両足で履いて歩いたときの感触まで比べてください。
今の靴を持参できれば、自分が求めていた違いかを整理しやすくなります。「軽く感じるけれど、かかとの収まりは今の靴の方が好み」といった違いにも目を向けましょう。
なお、軽量性だけで長時間プレーしたときの疲れ方まで判断することはできません。この記事では、重量による順位づけや疲労軽減の評価は行っていません。
TWISTRUSS|軽さに加えて、動作を支える構造にも目を向ける
TWISTRUSSは、メーカーが多方向への動きに対応する技術として説明しているものです。公式の製品説明
軽量モデルを探すときも、動作を支える設計は確認しておきたい点です。
ただし、構造の説明と、自分の足が靴の中でどう収まるかは別の確認事項です。
試着では、店内で許される範囲でゆっくり左右に体重を移し、足だけが靴の中でずれる感じがないか見てみましょう。
STANDARDとWIDEは、今の靴の不満から選ぶ
幅選びでは、「広い方が楽そう」という印象だけで決めないことが大切です。
目指したいのは、不快な圧迫が少なく、ひもを締めた状態で足が収まること。STANDARDとWIDEは、そのために比べる選択肢です。
公式表記はSTANDARDとWIDEです。ここでは、確認できていない「何E相当」「何ミリ広い」といった数値には置き換えません。公式のWIDE仕様


長さは合うのに横が窮屈なら、同じサイズで幅違いを比べる
つま先には問題がないのに小指側が強く当たる場合は、WIDEを比較してみる理由になります。
最初からサイズを大きくするより、同じサイズ表記でSTANDARDとWIDEを比べると、幅を変えたときの違いを整理しやすくなります。
WIDEで横の当たりが減ったら、続けてかかとや甲の収まりを確認してください。横が楽になっても、別の場所が余る場合があります。
「窮屈ではない」と「足に合っている」を同じ意味にせず、歩いたときの収まりまで確認しましょう。
STANDARDで収まるなら、無理に広い方を選ばない
STANDARDで横や甲に不快な圧迫がなく、歩いてもかかとが収まるなら、その状態を基準にできます。
長時間履くから、ベテランだから、という理由だけで幅を広げる必要はありません。
今の靴がWIDEだった場合も、モデルが変われば収まり方が異なる可能性があります。幅の名前だけで判断せず、今回の靴で比較してください。
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甲の圧迫が気になる場合は、幅以外も確認する
甲が当たる場合は、ひもの締め方や靴全体の形との相性も確認したいところです。
WIDEにすれば必ず解決すると考えず、「甲のどの部分が当たるか」を店員さんに伝えると相談しやすくなります。
STANDARDとWIDEのどちらでも違和感が残るなら、別モデルを比較してかまいません。
ベテランの買い替えで確認したい、試着の4つのポイント
試着では、今の靴より良くしたい点だけでなく、失いたくない履き心地も確認します。
普段のソックスを用意し、両足を履いて、ひもを締めた状態で比べましょう。


1.構えたときも、つま先に気になる当たりがないか
立った状態で指先が前や上から強く押されていないかを確認します。
その後、店内で許される範囲で軽く膝を曲げ、普段の構えに近い姿勢でも当たりが気にならないか見てください。
「普段より必ず0.5cm大きくする」といった決め方より、現在のサイズを出発点にして収まりを確かめます。
2.ひもを締めても、横や甲に不快な圧迫がないか
足を入れやすくても、プレー時に近い締め方にすると圧迫が気になる場合があります。
特に今の靴で当たっている場所は、新しい靴でも意識して確認しましょう。
ひもを大きく緩めなければ履けない場合は、その状態で足が動きすぎないかも確認したいところです。
3.歩いたときや体重を移したときに、足が収まるか
歩くとかかとが大きく浮かないか。ゆっくり左右へ体重を移したときに、足だけが靴の中で動かないか。
今の靴のホールド感を気に入っている人は、その感触を比較の基準にしてください。
店頭の試着は実際のプレーを再現するものではありませんが、購入前に気になる当たりやズレを見つける機会になります。
4.普段のソックスやインソールを使う条件で確認する
いつもと厚さの違うソックスでは、比較する条件が変わります。
普段使っているインソールがある場合も、交換して試せるか、店舗で相談してください。インソールを使用した状態でも、甲やかかとに気になる違いがないかを見ます。
最後に、次のように振り返ってみましょう。
「変えたかった点は納得できそうか。今の靴で気に入っている点も保てそうか」
この両方に納得できるかを、購入判断の軸にします。
別モデルも比較した方がよいのは、こんな人
プレステージライト5 OCが気になっても、試着結果や優先する条件によっては、候補を広げた方が選びやすくなります。


軽さより、踏み込んだときの履き心地を優先したい人
軽量性は気になるものの、今回の買い替えでは「踏み込んだときにどんな感触があるか」をより重視したい人もいると思います。
その場合は、仕様に加えて、実際に使用した人の感想も読んで比較軸を増やしてみてください。
テニメカでは、エクリプション5の使用感をまとめています。自分が重さや足の収まりについて何を重視したいか、整理する参考にしてください。


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幅を変えても、当たりやズレが残る人
STANDARDでは横が窮屈で、WIDEではかかとが余る。ひもを調整しても、気になる部分が残る。
そのような場合は、サイズや幅だけで合わせ続けず、別の足型のモデルも試してみましょう。
「評判がよいモデルだから」と無理に決める必要はありません。候補を整理したい方は、テニメカ式シューズマップも参考にしてください。
ハードコートやカーペットで使うことが多い人
今回のOCモデルは、オムニ・クレー用です。
普段使うコートが異なる場合は、対応コートを優先して選び直しましょう。気に入った価格やカラーが見つかっても、この条件は先に確認しておきたいところです。
Amazonで購入する前に確認したいこと
試着や比較を通して幅とサイズの候補が決まったら、購入する商品の情報を確認します。


見るポイントは、次の4つです。
- OCモデルであること
- STANDARDは1043A021、WIDEは1043A022であること
- 希望するサイズ・カラーを選択できていること
- 販売元、送料を含む支払額、配送予定、返品条件に納得できること
価格や在庫は、サイズ・カラー・販売元によって変わる場合があります。検索結果の表示だけで決めず、自分が購入する条件を選んでから確認してください。
希望サイズがないからといって、長さや幅を妥協するのは避けたいところです。
STANDARDの購入条件を確認する
STANDARDで横や甲に不快な圧迫がなく、かかとの収まりにも納得できた方はこちら。
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プレステージライト5 OCの買い替えでよくある疑問
今のアシックスと同じサイズで買ってよいですか?
現在のサイズは出発点になりますが、同じブランドでもモデルによって収まり方が変わる場合があります。
サイズ表記だけで決めず、両足を履き、つま先・横と甲・かかとを確認してください。以前のモデルでWIDEだった場合も、新しいモデルでの収まりを確かめたいところです。
横がきついときは、サイズアップとWIDEのどちらを試しますか?
長さには問題がなく、横だけが窮屈なら、まず同じサイズ表記のWIDEを比較する方法があります。
つま先にも当たりがある場合は、長さの確認も必要です。どこが窮屈なのかを整理してから、サイズと幅を比べましょう。
ダブルス中心のベテランにも向いていますか?
ダブルス中心という条件だけでは、向き不向きは決まりません。
オムニ・クレーでプレーし、今の靴の重さや素材の当たりを見直したいなら、比較候補になります。前へ出る場面や左右へ動く場面を思い浮かべながら、自分が重視したい履き心地を整理してください。
今の靴に不満がなくても、軽量モデルに変える意味はありますか?
履き心地を比較する意味はありますが、軽量モデルへ変えること自体を目的にする必要はありません。
今の靴の良いところを基準にして、新しい靴に変える理由があるかを考えましょう。
普段使っているインソールを入れて選んでもよいですか?
使用予定のインソールがあるなら、その条件での収まりも確認したいところです。
靴への適合や交換して試せるかを店舗で相談し、入れた状態で甲の圧迫やかかとの収まりを確認してください。
値引きされていれば、買い時と考えてよいですか?
希望する幅・サイズがあり、購入条件にも納得できるなら、価格は判断材料になります。
ただし、値引きの大きさより先に、対応コートとフィット感を確認してください。試着していない場合は、返品の可否や条件も購入前に確認しましょう。
まとめ|軽さを求める買い替えでも、今の靴の良さを残せるかを確認しよう
プレステージライト5 OCは、オムニ・クレーでプレーし、今の靴の重さやアッパーの当たりを見直したいベテランが、比較候補に入れたいモデルです。
選ぶときは、次の順番で考えてみてください。
- 今の靴で変えたい点を一つ決める
- 気に入っていて、残したい点も整理する
- STANDARDとWIDEを必要に応じて比較する
- 普段のソックスで両足を履き、当たりとズレを確認する
- 幅・サイズに納得できてから、価格と購入条件を確認する
軽く感じることに加えて、自分の足が納得できる形で収まること。
その両方を確かめられれば、「評判がよかったから」だけではなく、自分の買い替え理由に合った一足を選びやすくなります。


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