【テニス】キリオスのサーブ分析　打ち方を解説

ニック・キリオスの武器は最速で226キロ、平均速度は202キロで
世界ナンバーワンの数値を記録したサーブだね。
彼のサーブはトスアップからインパクトまでのモーションが短いクイックサーブだ。今日はこれを解説していくね！

キリオスのサーブスタンスに注目すると非常に広いベースから開始していることがわかルネ。
これは非常に重要であり、この広いスタンスは前後の体重移動をスムーズにするのに役立つよ。

モーションを開始するときにキリオスはラケットをかなり低くして、およそ8割左足体重の状態となっており、その後後ろ足に体重がシフトしていくんだ。
この体重移動時彼はかなりリラックスしており、振り子のように体を動かしていることがわかるね！

この振り子運動での体重移動を感じるためにはこの広いスタンスが有効であり、スタンスの狭いプレーヤーの場合、この体重移動による運動エネルギーは生み出しにくい状態になってしまうよ。
広いスタンスを取ることにより前後の体重移動が非常にわかりやすくリズムも生み出しやすなるよ！

キリオスのトスは非常に低く、トスアップした後、早いタイミングでボールにインパクトさせるよ。

このトスの高さはクイックサーブには欠かせないものだね。
このようにボールトスを低くすることのメリットはトスアップからインパクトまでの時間が短くなることだよ。

クイックサーブではトスを低くすることでボールが落ちてくるのを待つ必要がなく余分な時間がない一連の動作になるよ。
トロフィーポーズで余計な力みが出てしまう方にはトスを低くするのはおすすめだね！
あと風の影響を受けにくいから風の強い日でもトスが乱れることがないので安定したサーブを打つことができるのも強みだね。

結論から言うと、それは先ほどの低いトスに加えて早いモーションが重要となるぞ！

世界の選手でサーブの方法は多種多様であり、
中にはかなりトスを高く上げて、しっかりとトロフィーポーズの時間を作っていく選手も多いけどサーブコースを見破られるリスクもあるんだ。

うんうん、キリオスのサーブではトスを低くしインパクトまでの時間を短くすることで相手選手にこのわずかな違いを理解する時間を与えないんだ。
またこのフットアップスタンスと言われる両足を揃えてサーブを打つためのフットワークにおいて素早く足を移動させていくことがこの早いモーションのサーブに不可欠となっているよ。

トスアップした後に右足のステップを開始し、ボールが最高点に達するまでには両足を揃える形が完成しているよ。

構えの場面から見ていくと一度重心を前から後ろ足に移動させてからトスアップのタイミングを作っていることがわかるね。
こうすることでトスアップと連動しながらスムーズに右足をステップして両足を揃え、その後トスアップしたボールが落ちてくるのを待たずして捉えることができているんだ。

このステップにより前方向へのパワーが生まれやすくなるのでこのようにサーブアンドボレーにも行きやすいというメリットもあるよ。

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