【テニス】フェデラーのフォアハンド分析　正しい打点の作り方を解説

そうだね、ストロークにおいてボールを見極めることに関してロジャー・フェデラーの右に出る選手は誰いないぞ。

彼は頭を右に向けて、インパクトポイントを見つめるようにその状態をキープするぞ。
このことにより、彼は両目でボールを追跡し見極めることができるんだ。

一般的に私たちの多くがインパクトの際はターゲットであるボールに目を向ける代わりに、狙っている場所や打ちたいコースを見ていることがほとんどだよね？

インパクトの前段階ではタイミングを取るために対戦相手を見ると言うよりはボールが自分のコートでバウンドし上昇してくる軌道を見定めることに集中してしまいがちだね・・
だから実際のインパクト時は目を離していることでミスが出てしまうんだ。

フェデラーの場合、インパクトに向けて頭がインパクト方向を向くように回転しており、これにより両目でそのポイントを見ることができているんだ。
この両目で見ることは彼がボールをスイートスポットで捉えることにかなり重要な役割を果たしていると考えられているよ。

もちろんかれも私たちを同じ人間なのでトッププロから放たれるスピードボールがコマ送りで見えているわけではないよ！
実際にはぼんやりとインパクトポイントが見えているくらいかもしれないね。

フェデラーが両目でこのようにインパクトポイントを見る本質というのは、距離感やタイミングを図っている意味が大きいぞ。
テニスというスポーツにおいて目の役割というのは大きく3つの大切な機能を有していると言われているからね。
1：視覚的情報の処理
2：深さの知覚
3：反応速度の向上

このためもしフェデラーがインパクトポイントを見ないでストロークをしていたとしたらショットの質や反応速度はここまでのクオリティを発揮するのは難しかっただろうね。
もちろん私たちと同じようにフレームショットやガシャりを出してしまうこともありますが、ボールをクリーンヒットさせるための条件を自らの体で作り出しているんだ。
ミート率が低くて悩んでいる方はフェデラーのように視線を誘導することで改善への糸口が見つかるかもしれないよ！

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